2013年

4月25日 引き伸ばしレンズ、写真を少々

4月27日 M42ベローズとFUJINON-ES 90mm F4.5引き伸ばしレンズ(Enlarging lens)

4月30日 ViewNX2とLightroom

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四方山ネット情報

PZO Amar 105mmはInduster 100mm寄りも描写性能が劣るらしい。
RARE VEGAも同一で性能は劣るらしい。
印象としてはE-Luckyより数段劣る。
要するに、安値入手が出来るEL-NIKKORより劣るという事だ。

こちらも中古前提だが
EL-NIKKOR 105mmの適値は2000円
50mmは1000円前後となる。

EL-NIKKORはモノクロ用引き伸ばしレンズ(Enlarging Lens)なのでカラー描写は弱く値段なりの性能。
一眼レフ用レンズでも結構良い性能レンズだがやっぱり値段なりと言われ続けていたのと同じ流れ。

結晶美術館
引き伸ばしレンズ蘊蓄は頼りにしています。

雄山亭 自作アイテムなど
カメラ機材、レンズ制作、アクセサリー、ベローズ、PENTAXレンズなど能書きはすばらしい。

CombineZM
無料の多層撮影ツールの使い方解説
同じようなツールがネットで複数無料化されていたりします
wiki検索すれば出てくる。

クセノターレンズのあれこれ
クセノター、クセノタール描写ネタ


4月25日 引き伸ばしレンズ、写真を少々

引き伸ばしレンズ

ここ数ヶ月、引き伸ばしレンズ(Enlarging Lens)についてこだわっています。

引き伸ばしレンズの特性

フィルムを印画紙に焼き付ける際に使用するレンズです。
印画紙でした?

平面に投影する目的から周辺湾曲、色収差などをほぼ完璧に補正したレンズです。

フォーカスが合った部分の描写は鋭い切れ味を持っています。

これらの特性から現在では工業用検査レンズとして使われています。

レンズ性能によりますが、5000万画素や7000万画素相当の解像能力があると言われています。

Rodenstockに代表されるレンズはEL-NIKKORを遙かに凌駕する出力を得られます。
実売価格が3倍以上するので当然ですが。

 

さてさて、マクロ撮影を手軽に安く出来るという事で始めましたが、思ったほどの戦果は得られず。

EL-NIKKOR 50mm F4や F2.8を持ってしても等倍域での色乗りの良さは、普通のカメラ用マクロレンズの等倍より数段劣ります。
RAWデータを画像処理して見せる絵にした所で、己自身は満足出来ないのです。
撮影したそのままの写真がバッチリでなければというやっかいな思い込み故です。

マクロ撮影は2.4倍拡大までは安定して撮れるようになっております。
昆虫があふれかえる時季ではありません。

通常撮影レンズとして使ってみました。

単焦点レンズの中身をくり抜きき、引き伸ばしレンズを装着しフォーカシングが出来るように自作しました。

フォーカシングユニットのベースにしたのは名作レンズと誉れ高いPENTAX smc 55/1.8です。
Nikonボディーで無限遠が出るように改造していたのですが、内径が改造ベースに最適だとわかり予定変更した次第です。
引き伸ばしレンズの改造ベースとして素体仕入れる予定でしたので渡りに船となりました。

自作フォーカシングユニットにE-Lucky 75mm f3.5レンズでは無限遠が出ず。
テレ端はせいぜい2m程度の近接専用レンズとなります。

NIKON D800に装着し河川敷せ太陽が傾き始めた頃に撮影を幾らか行いましたがD800の等倍表示で色収差見つける事ができませんでした。
逆光性能が弱いレンズのため内部乱反射起こすような撮影を控えたのも理由かもしれません。

FUJINON-ES 90mm f4.5では無限遠がきました。
後退移動オーバー量は2mm程度。
近接のワイド側は最短1.5m程度になりました。

左 一眼レフ用 52mmリング レンズ
右 FUJINON-ES 50mm F4.5レンズ

EL-NIKKOR 50mmによる2.4倍超は以下の構成による。

倍率チェックは定規を利用した。

撮影

E-Lucky 75mm

東京芝浦製造扇風機
1970年代製造品

10年に1度分解整備して使い続けていますが、裏のローラーや表の首振り角度つまみなどレッカーパーツは全損状態。

FUJINON-ES 90mm F4.5
淀川「こうもん」側釣り堀
撮影写真の中央くり抜き

EL-NIKKOR 50mm F2.8
HP 15C 撮影

EL-NIKKOR 50mm F4.5
以降、全て同一レンズ

左よりストロボ発光
中央ほぼ等倍くり抜き

しっぽが切れる昆虫…なんだった?

ホトケノザ

バナナの先端

精密ドライバー

写真を少々

今月は記事が少ないので圧縮率の低い写真をいくつか用意しました。
よろしければご覧ください。

梅田ヨドバシカメラ

梅田大車輪
観覧車

大阪駅正面入り口右側の噴水

造幣局の通り抜け

大川

幼稚園の花壇

ダンボー

蚊柱

4月27日 M42ベローズとFUJINON-ES 90mm F4.5引き伸ばしレンズ(Enlarging lens)

M42ベローズとFUJINON-ES 90mm F4.5引き伸ばしレンズ(Enlarging lens)

何気なく○○○カメラ屋に赴いた所M42ベローズが3800円程度で出ていました。
店頭では妥当な金額。

箱表面は傷汚れが年台なりにありますが、ベローズは綺麗で帯も破れ無し、取扱説明書を2ページめくるとボールペンの手書きがページ半分にびっしりとありましたがこれ以外は普通の中古品レベルを保っています。

ベローズ形状から大変軽量であり、カメラ取り付け部頂点に有るネジでマウントの回転をフリーに出来ますので、出っ張りのあるデジタル一眼レフへ簡単に装着できました。

FUJINON-ES 90mm F4.5引き伸ばしレンズをM39(L39) to M42 Mount converterでベローズに引き伸ばしレンズを装着、M42 BELLOWSをM42 to F mount converterでnikon D800に装着しました。

20130502追記

ボディーとレンズの最短距離が大変短いベローズですがFUJINON-ES 90mm F4.5では無限遠が出ませんでした。
フォーカスがあう遠方は5mか7m程度でした。
レンズ解像マウントだと無限遠超えて2mmほど余裕があったのですが、ベローズは思いがけず厚みありました。

EL-NIKKOR 50mm F28では無限遠は出ません。

そもそも、Fマウント直づけでも無限遠が出ないのでEL-NIKKOR 50mm F2.8は近接からマクロ撮影専用です。

無限遠から近接の500円玉を撮影可能となりました。

4月30日 ViewNX2とLightroom

ViewNX2とLightroom

RAWデーターに追記されている色収差情報を使いViewNX2で収差除去可能だが、除去した後ののRAW情報をどうするかが問題だ。
TIFF 16bitだとRAWに比べて多少劣化したような印象がある。

左 RAW
右 TIFF(ViewNX2にて色収差除去後、TIFF 16BIT変換)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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