2013年

10月8日 ASAHI PENTAX SPOTMETER

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10月8日 ASAHI PENTAX SPOTMETER

ASAHI PENTAX SPOTMETER

ASAHI PENTAX SPOTMETER 3型(V型?)をジャンク購入してきました。

フィルム回帰したは良いが露出計が信用出来ず、複数の露出計を乗り換え、現在はこのスポットメーターを利用しております。

一眼レフのスポット計測と1段のズレも無く測定されているので正常な値だと思われます。

ASAHI PENTAX SPOTMETER

006P 9V電池
水銀電池1.45V?(代用としてLR44)

水銀電池で高照度測定

006P電池で低照度測定、メーター照明点灯兼用

分解手順込み

底部背中の銘板は両面テープでミリ単位のズレも無くハメ込まれていますので、アルコールを染みこませても取れやすくなりませんでした。

銘板をガリガリと削りながら無理矢理マイナス精密ドライバーを突っ込み剥がし、出てきたネジを取ります。

背面ののぞき窓(ファインダー)は逆ネジで取れますが、根元はカニ目で取ります。
コンパスのような尖ったものでも代用可能、多少の傷を覚悟するならばプライヤーか何かで無理矢理つまんで回せるかも知れません。

底部ネジ、ファインダーの2つが取れたら次です。
頂点でハメ込まれています。
頂点に向かってトントンッと衝撃を与えつつ持ち上げると緩んだので、無理が無いように下側を開いて行くとカバーが外れました。

カバーを剥がす際に左側面下にある押しボタンの白い樹脂を無くさないように気をつけます。

側面の計算尺は取り外し清掃しております。

電池端子部周辺が緑(青)サビで覆われていたので、全体をアルコールでぬぐった後、接点をやすりで軽く磨き、接点復活剤を塗布し、ケースを締めて作業終了。

ちなみに側面の銘板もカニ目を使って分解清掃し、その後正面レンズも分解清掃、中のミラー清掃をしました。

ミラーにこびりついたカビは取れなかったので、背面ガラス部に発生していたかも知れません。

正面カニ目には傷が入っておりました。
誰かが分解しカビを取ろうとしてたのかもしれません。

現在所有の露出計

SEKONIC MICRO METER セコニック マイクロメーター

9ヶ月前のカメラ市で何となく購入したジャンク品です。

フィルムを始める頃まで放置状態でしたが、実際に持ち出して精度を確かめると明るい屋外ならデジタル一眼レフと同じ精度を保っておりました。

ただし、薄暗い中や夜の室内等では精度た若干ずれます。

ASAHI SPOT METER アサヒ スポット メーター

最新の露出計です。

50mmか55mmレンズでスポット測定可能ですが、何度の範囲かは不明。

スポットというので1度程度の範囲ではないだろうか?

水銀電池、006P9V電池で屋外照度、屋内照度という2つの測光を切り替えて使用する珍しいタイプです。

メーター上を指針が動くのでどの程度の値が最適というのが感覚で分かります。

サイズ比較

フィルムでも小さなASAPHI PENTAX M42スクリューモデルとの比較です。

手で握るとしっくり来る大きさ・・・。
それだけグリップが大きく握りやすいという事です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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