2013年

11月5日 FUJINAR 18cm F4.5レンズ近接テスト

11月6日 FUJINAR 18cm F4.5レンズ外観、FUJINAR-E 135mm F4.5レンズ近接テスト、作例

11月9日 LUCKY ENLARGING METER、4LR44自作、ホワイトバランスフィルター

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11月5日 FUJINAR 18cm F4.5レンズ近接テスト

FUJINAR 18cm F4.5レンズ近接テスト

大丸心斎橋店14階イベントホールで 2013年10月30日から11月4日まで開催されていた「クラシックカメラ市」に行ってきました。

初日平日にジャンク系レンズが出るとヤフオク転売屋などに片っ端から良品格安商品を持ち逃げされ、一般客は残りカスという哀れな状況が続いておりました。
このような状況だからか、今回は土日にジャンク市が開催されました。
一般参加者には満足な結果になったのではないでしょうか。
とはいえ、開店10時に乗り込まないと片っ端から持って行かれるのですが・・・。

鈴木特殊カメラの奉仕品として多数のレンズが出ており、その中からFUJINAR 18cm F4.5とFUJINON-E 135mm F4.5を頂きました。
ジャバラ(蛇腹、ベローズ)熱再燃しました。

FUJINAR 18cmは取り付けが56mmなので、手を加えなければM42ベローズへ装着出来ません。

引き伸ばしレンズを直接カメラに装着するために改造ベースとして中身を抜き取ったPENTAX 55mm F1.8へ差し込み、パーマセルテープと輪ゴムで仮付け。
PENTAX M42に装着しました。
無限遠距離が足りないので、M42ベローズ後ろにPK-3系マクロリングを2つ装着し微調整完了。
レンズ正面70cmの被写体にフォーカス合いました。

レンズ表面に数個の傷があり。
マクロ的使い方をするレンズじゃないので70cmという近接では解像不足が目立つ。

D800ではF5.6が限界でF8.0にあげるとモヤ感有り。

レンズ概略

引き伸ばしレンズ Enlarge Lens

メーカー フジ Fuji

FUJINAR 18cm F4.5 / FUJINAR-E 1:4.5 f=18cm (180mm)

レンズ構成 3群4枚 テッサー型

絞り 4.5〜64

絞り羽 15枚

円形絞り

マウント 56mm 0.75P

撮影テスト

F4.5からF11までの4段階撮影比較
ISOは100固定
ベローズ固定せずに撮影比較を行いましたのでF4.5とF5.6以降ではフォーカスポイントがずれています。

手前ダンボーと背景は5cm程度の距離ですが、18cm(180mm)レンズをマイクロ(マクロ)的に使用しているのでボケ量が大きくなります。

F4.5

F5.6

F8.0

F11

F4.5からF11までのボケリング(丸ボケ)比較

F4.5

F5.6

F8.0

F11

11月6日 FUJINAR 18cm F4.5レンズ外観、FUJINAR-E 135mm F4.5レンズ近接テスト、作例

FUJINAR 18cm F4.5レンズ外観

2013年11月5日テストレンズの外観とテスト環境です。

PENTAX M42 BELLOW 1raieは数あるベローズの中でも計量で扱いやすい。
手持ちマクロ撮影でも活躍しています。
ニコン純正仕入れたとしても、持ち出しはPENTAX M42 BELLOWSになると思われます。

前回からレンズ概略をコピー。

レンズ概略

引き伸ばしレンズ Enlarge Lens

メーカー フジ FUJI PHOTO OPTICAL CO.

FUJINAR 18cm F4.5 / FUJINAR-E 1:4.5 f=18cm (180mm)

レンズ構成 3群4枚 テッサー型

絞り 4.5〜64

絞り羽 15枚

円形絞り

マウント 56mm 0.75P

写真

FUJI PHOTO OPTICAL CO.
FUJINAR 1:4.5 f=18cm

撮影追加

15枚羽の絞り羽による丸ボケ(円形ボケ)が表現される。

今現在、8枚や9枚の羽にカーブを付けた円形絞りを実現しているレンズをタムロン、ツァイス(ザイス、ZEISS)、ニコンが出荷しています。
ですが、所詮は9枚のしぼり羽。
解放から3段以上絞り込むと丸ボケにガタが出るのだ。

PENTAX 55mm F1.8 M42ボディーの中身を抜き取りったボディーに上手い事差し込めたのでテープと輪ゴムで仮止め。
この後ろにPENTAX M42 BELLOWSとNIKON F mount変換、NIKON PK-3サイズを2つ追加しレンズ正面70cm距離で被写体撮影を行った。

FUJINAR-E 135mm F4.5レンズ近接テスト

此方も同じく富士(フジ)の引き伸ばしレンズ

正面樹脂枠の外側が3割ほど割れ落ちており、今回のレンズ単体を撮影した際、更に6mm程度割れ落ちていた。
光に晒され過ぎたのか落下衝撃が有ったのかは不明だ。

フジレンズは絞り羽の多さから、通常撮影に使うとどの絞りでも綺麗な丸ボケで楽しい。
75mmや90mmFUJINARレンズ同様にシャープなEL-NIKKORレンズ経験した後ではいまいち萌えないモヤ感有り。
引き伸ばしレンズらしく色収差はD800でも目立たず抑えられいる。
クロップなどしなければ通常レンズより良い絵が出るのも伝統でしょう。

D800ではF5.6が限界でF8.0にあげるとモヤって来ました。

LightRoomのクロップ機能を贅沢に使い、 フォーカス、デフォーカス(ピンボケ、丸ボケ)の両方チェック用作例を用意しました。

レンズ概略

引き伸ばしレンズ Enlarge Lens

メーカー フジ FUJI PHOTO OPTICAL CO.

FUJINAR-E 135mm F4.5 / FUJINAR-E 1:4.5 f=135mm

レンズ構成 多分テッサー型?

絞り 4.5〜22

絞り羽 12枚

円形絞り

マウント 39mm 0.75P

レンズ

FUJINAR-E 135mm F4.5

作例

LiveView拡大しフォーカス調整
Jpeg撮影
現像ソフトで見やすいように1段程度露出あげております。

F4.5

F5.6

F8.0

F11

絞り込み測光ですが、この段階より露出調整をあげてゆかねば露出がずれてきます。

F16

F22

中央クロップ切り出し

F4.5

F5.6

F8.0

F11

F16

F22

左下クロップ切り出し

ボケ確認用

F5.6までフリンジが微妙に確認出来るが、F8.0からは抑えられている。
通常レンズでは更に盛大に出ると思われる。

F4.5

F5.6

F8.0

F11

F16

F22

作例

NIKKOR 85mm F1.8 G lens使用

2013年11月3日 小雨 文化の日 大阪城

大阪城内堀内 旧帝国陸軍 第四師団司令部 特別公開 / 一般公開

級帝国陸軍の建物でありましたが、その後GHQの本部、大阪市立美術館を経て現在は行事以外では閉鎖しているそうです。

照明や塗装、取り付け器具類はGHQが適当に行ったモノで、第四師団のモノとは違うようです。

正面扉

中2階の踊り場には、高井田横穴 壁画模刻 縮尺が飾られています。

階段途中のガラス

当時、天皇の間とされ、その後貴賓室として使われていました。
部屋の格調の高さは天井の模様で確認できます。

博物館当時は70年代のタイムカプセルの解説がされていたようで、右壁に当時の説明板(パネル)が見えます。

屋上よりあいにくの雨模様で背景が真っ白に煙っていますが、ビル群がくすみ自然の中にそびえ立つ城に見えれば最高の景色でしょう。

レタッチにより人工的な建物と左下の広場も捨て去りました。
大阪城の汚点であるエレベーターも消去。
身障者には必需品のエレベーターでしょうが全く頂けません。
石垣と瓦屋根で囲んでもらいたいものです。

中央に護国神社があり、秀吉公の全身像が飾られています。

中央やや右手に武道館

諏訪流

今年も見られました。
大阪城北側にて。

当初、大阪中からダンジリ17台集まるとの話でしたが、ダンジリ展示後見に行くと9台程度でした。
残り8台は別側から帰路についたのでしょうか。

作例

FUJINAR-E 135mm F4.5 / FUJINAR-E 1:4.5 f=135mm

Exif設定間違い。

F4.5、またはF5.6のどちらかで撮影

FUJIMOTO PHOTO IND CO.,LTD. E-LUCKY 38mm F2.8 / E-LUCKY 1:2.8 f=38mm
L39 / M39

撮影横幅7mm弱
PENTAX M42 BELLWS
D800

F2.8解放撮影

11月9日 LUCKY ENLARGING METER、4LR44自作、ホワイトバランスフィルター

LUCKY ENLARGING METER

暗室道具を着々と充実させています。
今回はプリント時間の目安ツールのLUCKY ENLARGING METER(ラッキー引き伸ばしメーター、プリンティングチェッカー)を修理しました。
といっても水銀電池を新品に交換しただけです。

プリント台の透過光と印画紙の号数から最適値を導き出す道具になります。

同一号数でも用紙によって感度の違い、撮影時の設定によってフィルム(ネガ、ポジ、リバーシブル)の状態も違います。
経験と想像力を目一杯働かせ、LUCKY ENLARGING METERから出てくる値に補正値を追加する必要があります。

入手直後は中央右ボタンを押しても、露出(EV値)メーター動かず。
いつも通り水銀電池と当たりを付け、背面パネルの4ネジを外し水銀電池直列2個を交換します。

中央右ボタンを押して露出(EV値)動作しました。

この装置はただ単に

4LR44自作

ペンタックススポットメーター(PENTAX SPOTMETER)で使用する4LR44がヘタって来たので自作しました。

材料

4LR44

LR44 4個

ペンチ、セロテープ

へたって捨てる4LR44を用意します。
ペンチでつなぎ目を引っぺがします。

LR44が4つ入っている筒と前後の接点金具が取り出せます。

筒から電池を取り出し完全に分解するとこのようになります。

筒に新しいLR44 4つを組み込み前後接点をセロテープで固定します。
プラスマイナスがきちんと分かるように、赤側にプラス、青側にマイナス(GND)としました。

ペンタックススポットメーターに装着動作チェックし終了。

ホワイトバランスフィルター

ホワイトバランスフィルターという商品があります。
くレンズ前に装着しホワイトバランスをプリセットする道具です。
持ち出しレンズの前玉サイズが統一されていない現在は使いづらい道具なので何かで代用出来ないかと卓上を物色すると見つけました。
風邪等で使うマスクです。

マスク以外に紙ナプキン、ガーゼハンカチなどが使える様です。

極限テスト

補正仕切れない状態ではどうなるか?
蛍光灯を現像ライトとして流用するために作った赤下敷き(シート)を装着して真っ赤な状況下での撮影テスト。
助長説明失礼。

撮影条件

機材
D800
55mm F3.5 Micro Lens

撮影距離
レンズ正面 約30cm

一眼レフのAWBで撮影

AWBで補正使用としてもしきれませんでした。

マスクフィルターを使いホワイトバランスPreSetにて撮影

真っ赤な照明下ですので補正仕切れていませんが、ナントカ見えるようになりました。
ちなみに、真っ赤な状況下ですと手動補正しても仕切れませんので、大変優秀な補正値と思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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