Kaspersky AntiVirusを使ってみよう!

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世界一という評価のウィルスチェックツールを試してみました。
ベータテスター版がダウンロード出来るので物は試しで、 試したソフトはWindowsXP対応のKaspersky AntiVirus for Workstation 5.0です。

インストール完了までの手順は以下の通りで至って簡単

  1. 日本カスペルスキー・ラボ株式会社フィシャル(http://www.kaspersky.co.jp/beta.html)でベータテスターに参加するため、住所氏名メールなどを書き込む。
  2. 直後、登録に利用したメールアドレスににダウンロードキーが届くので、それをつかってVersion5をダウンロード実行する。
  3. インストール完了。
  4. 色々触ってみる。

英語のオフィシャルサイトだと住所氏名入れなくてもダウンロードが出来ます。
ダウンロードするのはどちらも同じ英語ソフトなのでこちらから手に入れてもいいですね。

インストール開始


さっさと進んで、インストール直後の画面です。

とりあえず、アップデートをして最新ウィルス情報をダウンロードして耐性を上げておきます。
なんと、ウィルス情報データベースが5MB(5303.81KB)も!
光回線なのにダウンロードしきるのに10分近くかかりました。

さて、全ドライブチェックです。
色々ウィルスが検出されていますが、殆どがメールに添付(メールソフトはベッキーを使用)されているものです。
パスワード指定のアーカイブが開けないというエラーも出ています。

全ドライブ、全ファイル、全アーカイブのチェックなのでいつ終わるか分りませんね。
知らず知らずの内にウィルスがインストールされていない事を祈りつつ、とりあえずこれにて御しまい。

オプションの意味

Protection
Scan My Computer
ハードディスクを全部チェックする。
Scan removable drives
リームバブルドライブ、FDD、CD-ROMとかメモリーディスクをチェックする。
Scan object(s)
特定ファイルを指定してチェックする。
種類別は下記の通り。
コンピュータ全体
メモリ
スタートアップオブジェクト
マイドキュメント
ハードディスク
リムーバブルディスク
ネットワークドライブ
メイルボックス(主にOutlook)
Protection
Update now
ウィルス情報の更新
Quarantine
ウィルス感染ファイルの一覧
backup
ウィルス関連でバックアップされたファイルの一覧
Reports
Kaspersky自身のタスク動作状況.
Setting
Configure Real-Time Protection
ファイル、ドライブ、ブートディスク等をどの程度まで保護するかの設定
Configure Scan My Computer
スキャン時にファイルのみチェックするのか、圧縮ファイルの中身のファイルまでチェックするのか等
また、全ドライブを 週間単位、時間単位でチェックするかの指定
Configure Updater
ウィルス情報の更新の期間の指定。
User's tasks
現在どの程度タスクが行われているかの一覧
Configure Quaratine & backup
ウィルス感染ファイルの隔離と隔離期間の指定
Additional settings
OS起動時の動作やノートパソコン等のためにバッテリーがいくらまでなら動作させるか等の指定
Support
Send question to technical support
Q&A形式のサポートを受ける。事前にサポートを受けるためのIDが必要
Send file for analysis
ファイルを送信してチェックをしてもらう。事前にサポートを受けるためのIDが必要
License Keys
ライセンスの登録と削除
Help
ヘルプファイルの表示。英語
How to ...
同上
Wirus Encyclopedia
オフィシャルのウェブサイトでウィルス一覧説明ページを開く
Kaspersky Lab's Website
オフィシャルウェブサイトに行く

注意事項・後印象

注意点・印象
Kerio Personal Firewall と相性が無いとどこかで書いてますが、やはり在ったようです。 Kerioをベータで使用していると、先週頃からWindows XP SP2 起動後のログインでアクティブにしたアプリケーションが全てエラー発生、Kerioに至っては何度も起動を繰り返していましたが、Kasperskyを削除後はエラーが無くなりました。
どちら、もしくは何が原因か特定出来ません。
日本語版はまだ出ていませんというか予定は有りません。  
使用期限が有ります。
このソフトで検査し、ウィルスが無いことが確認したら、さっさとAVG FreeEditionに乗り換えるのがよさそうです。
(筆者、本日残り一日と表示されましたので、AVG Free Ver.7に乗り換えました)
インストール後に再起動を要求しないのは嬉しいですね。  
プログラム自身はAVGと同程度の軽さで、ファイルのみ、ドライブのみの検索でチェックをおこなうなら検索そのものも軽いと思います。  
CPU占有率は現状は60%程度ですので重たいのですが、多分アーカイブファイルなど特殊なファイルを読みに行っているからだと思います。  
AVGと同時に常駐させていても問題ないようです。  
オフィシャルに用意されているマニュアルが英語しか無いとか、ウェブ上に使い方を説明してるページが見つからないとか、初心者には敷居が高いようです。 オフィシャルのインストールガイド
フレッツツールと干渉してインターネットに接続が出来ないという報告が上がっています。  
デフォルトのドライブ検査スケジュールは短すぎます。200GBとかのHDDを三日に一回とかガリガリ検査されるとHDDそのものが直ぐに壊れる気がします。
なので、4週間(月一)に1回に設定しました。
やはり、HDD全域検査は時間がかかるのと、HDDへの負荷が高いので、全域検査は数ヶ月に一度にし、変化しやすいフォルダ、Windowsフォルダのみを週一などにするのがよさそうです。
AM6からオールスキャンを行っていたら、PM5頃にハングアップしていた頃が先ほどわかりました。(計11時間連続ウィルスチェックしていました)
96%で停止というのは何か辛いものがあります。
定期的に何処かへPOP通信(メール)でデータを送信してるようです。
何をしているのか分らなく危なっかしいのでFW(ファイヤーウォール)でこの通信を殺しています。

 


日本語版インストールテスト

20061113

先月に当たる2006年10月にIMEのATOKで有名なJASTSYTEMが日本代理店になりました。
OSを入れ直したし、日本語版インストールしてみようかと思い簡単な覚え書きを残しておきます。

流れとしては以下の通りになります。

  1. ダウンロード
    カスペルスキーホームページ
    に行き、住所氏名メールアドレスなどを入力し進むとダウンロードページに進みますのでダウンロードを行います。
  2. インストール
    1で登録したメールアドレスに届いている登録キーを使いカスペルスキーのインストールを行います。
    (メールは混雑状況によっては1日ほど待つ必要があるかもしれませんが、通常は5分も立たずに送られてきます)
  3. 実行
    再起動せずに、そのまま実行出来ますが、バージョンなど状況により再起動を促される事もあります。
実際に作業をしてみます  

ダウンロードしてきたカスパースキーを実行すると、このような画面が出てきますので、インストールを開始します。

途中、ユーザー名、会社名の入力と契約事項の認証、インストール先の指定が出ますがサクサク進めます。

途中ライセンスキーの指定が出ますが体験版(トライアルバージョン)ですので気にせず次へ

インストールが終わりますとカスペルスキーアンチウィルスの起動を求められます。
特に問題がありませんので起動します。

そうするとツールバーにこのようなアイコンが追加されます。
このアイコンをダブルクリックや右クリックをする事でウィルスチェックなどが出来るようになります。

これが日本語版カスペルスキー アンチウィルス 5.0 for Windows Workstations版の画面です。
完全日本語化されていますのですっきりしていてとても良い印象を受けます。

起動直後ですので、アップデートの実行をクリックしウィルスデータベースのアップデートを行います。
ダウンロードするバージョンによってダウンロード量が変わります。
今回は 10MB前後のダウンロードで速度も出ませんでしたので10分近く掛かりました。

インストール直後ですので、恒例の完全スキャンを行います。
大変時間が掛かります。
Cドライブ40GBしか入っていないのに1時間は余裕です。

その結果・・・、検出されたウィルスの数:43個!
ノートンで有名なトレンドマイクロやウィルスバスターのオンラインスキャンでは問題なしと出ていたのは嘘だったのですかと言いたい!
これをインストールしたWindowsコンピュータにはAVG FreeTrial最新版も入っているのですが、ノートン、ウィルスバスター、AVG三つどもえで撃沈されました。

ロシアのカスペルスキー様
イメージではウォッカをあおり飲んでいるバカ殿様だったのですが、見直しました。

完全チェックに要した時間:1時間15分

設定タブに入りますと、信頼するプロセスがあります。

カスペルスキーはデフォルトでP2Pツールの起動、通信を全て遮断しますので、もしそのような状況に陥った場合はここでそのソフト(実行プログラム)を追加で指定しておく必要があります。

例:
c:\program files\p2p\p2pnews.exe
などと指定

この設定が反映されない場合は、そのP2Pソフトが入っているフォルダを直接指定、もしくはC:\をウィルスチェックします。
その結果、 検出されたウィルスの数:1というようにウィルスとして検出されますので、それを信頼するリスクウェアに追加を選択し実行しても安全なプログラムとして登録します。
この指定でどんなに危険なアプリケーションでも実行出来るようになりますので、お気を付けください。

 

AOL無料バージョン

AOLが会員向けに無料で公開しているカスペルスキーAOL版です。
画面は英語版カスペルスキーですので若干使いづらく感じますが、ほぼ製品版を無料で利用出来るのですからこれは受け入れるしか有りません。

ダウンロード先

ダウンロード先を開きますと、上記画面が出ますのでメールアドレスを登録しGet in nowをクリックしてダウンロードを行います。
以降はそれなりに行ってインストールします。

注意点

として、このAOL版開発に関わった会社は以前スパイウェア(ウィルスと同じようなモノでユーザーの情報を抜き取るツール)を仕込んでいた事で信頼性は今一微妙であります。
他の利用者様の話では何かの情報をAOLに送信しているそうです。
このような理由で気になる方は利用しない方がよいでしょう。

 

 

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